IMWheelでUbuntu環境のマウスのスクロールのスピードを調整した
Ubuntu 環境でマウスのホイールを使ったスクロールが遅いので、imwheel を使って調整した。
やったことは基本すべて以下に載っている。
https://wiki.archlinux.jp/index.php/Imwheel
自分が行ったのは以下の設定。
- .imwheelrc を設定
- systemd のサービスとして IMWheel を起動
#設定上の注意
Arch のドキュメントにも書いてあるが、戻る・進むボタンなどがマウスのボタンに割り当てられている場合 imwheel 起動時に-b
オプションをつけないと、戻る・進むが効かなくなる可能性があるので注意(自分の環境だと効かなくなった)
-b
は--buttons
オプションで、imwheel がどのボタンを認識するかを制限できる。
引数には Button Number を指定する(以下man imwheel
より引用)
Index Interpreted As Button Number Name in imwheelrc
1 Wheel Up 4 Up
2 Wheel Down 5 Down
3 Wheel Left 6 Left
4 Wheel Right 7 Right
5 Thumb Button 1 8 Thumb1
6 Thumb Button 2 9 Thumb2
7 Extra Button 1 10 ExtBt7
8 Extra Button 2 11 ExtBt8
etc.
デフォルトだと-b "4 5 6 7 8 9"
が設定されている。
尚、Arch のドキュメントでは-b 45
と指定しているが、Ubuntu のman
には以下のように書いてある。
The button-spec must be sur‐rounded by quotes. Each button number must be separated by a space.
もしかしたら引数の指定方法は環境とかバージョンによって異なるのかもしれないのでman
を確認したほうが良さそう。
自分は上下左右のスピードを調整したかったので systemd に以下のように設定した。
ExecStart=/usr/bin/imwheel -b "4 5 6 7"
これでマウスのホイール操作がサクサク動くようになった。